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『リリーのすべて』 [シネマポケット]

以前、うっかりしていて『セラフィーヌの庭』を見逃した思いがあったので、
今度は忘れないようにと初日に観に行ってきました♪
高速バス往復3時間以上は時間的に正直しんどいのですが、近くのシネプレックスはここのところ観たい映画もなく、春休みを前にしてお子様向けオンパレードなので仕方ないですね。。。
今作のエディ・レッドメインは、『レ・ミゼラブル』の青年革命家でもなく、
『マリリン7日間の恋』(邦題ミス?と感じた映画でした)で演じた純朴な青年でもなく、
そこにいたのは男性の体で女性の心を持つわが身に苦悩しながらも前へ進もうとするリリーでした☆

夫が男から女へと変わっていくのを悩み苦しみながらも唯一の理解者であろうとし続けた妻も画家。
夫婦で同じ画家というだけでも大変なのですが、夫の苦悩する姿をそばで見るだけでも心が壊れそうなのに、
理解似努めようとしながら苦悩し、献身的に奔走する妻が痛々しい。。。
肖像画を描くために夫に協力させたのがきっかけになったのではないかと悩む妻。
もともと、リリーは自分の中にいたと応える夫。
何人もの医師の診断も現代だから違うと言い切れますが、その時代では難しいものでした。。。
ようやく一人の医師との出逢いが、希望をもたらすとともに、そのことが別れを意味するものでした。
今でこそ認知された感がありますが、性別適応障害に苦しみ、世界で初めて適合手術を受けた勇気ある画家。
絵が彼女を救ったと私は思いたいのです。。。
キャンバスに全てをぶつけたと・・・
リリーのすべてを・・・
そうでなかったら、彼女の方が壊れていたでしょう。。。
最初の手術に成功してリリーとなり、デパートで働く生き生きとした元夫に妻が「もう絵は描かないの?」と尋ねるシーンは、画家も本当に望んだことだったのか?と・・・思わず深読みしてしまいました。
女性としてまだまだ色々なことに挑戦したかったでしょうに・・・
トランスジェンダーと闘う二人の苦悩と愛が、観ているこちらまで苦しくて哀しくて切なくなる美しい映画でした☆
mmy010a.jpg

                 オールポスター用に最初に描いた絵
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美味しい映画 [シネマポケット]

食事の用意をしていて想い出した映画が2本あります♪
「歩いても歩いても」と「ジョゼと虎と魚たち」は邦画の中でも好きな映画です☆
料理シーンが素晴らしすぎて、すぐにでも同じメミューを作ろうと思えるほど。
映画のテーマはもっともっと深くて違うところにあるのですが、スクリーンから伝わる料理シーンが好きでした☆
二つの映画とも男性の監督なのですが、美術や音声さんは女性なのかな?というほど繊細でリアルでした。

「歩いても歩いても」では樹木希林とYOU扮する母娘の料理シーンの臨場感は凄いです♪
トウモロコシの天ぷらを揚げる油の音や香ばしさや茹でたきぬさやを水にさらす鮮やかな緑。
映画の中でもコーンの天ぷらはむつかしいと話していましたが、数日後には挑戦しました♪
人命救助で亡くなった長男の命日。長男から命を救われた少年も、見事に肥満気味?の青年。
「また、来て下さいね」の母親の青年への優しい声とは裏腹の想い。
阿部寛扮する次男の兄へのコンプレックスや、原田芳雄扮する父親の無念など。
本当に短い実家での時間の中でのそれぞれの人生時間が凝縮された映画でした。。。

「ジョゼと虎と魚たち」は、ジョゼがサガンの2作のヒロインと同じ名だったのでわざわざ観に行った映画でした☆
この映画では出し巻き卵。ただのタマゴ焼きだったかな?
ジョゼ扮する池脇千鶴が卵を焼きながらサルモネラ菌の話をするのですが、
当惑しながらも妻夫木聡が本当に美味しそうに食べるシーンがあります。
そして、足が不自由なジョゼとの出逢いと別れ。
水族館や動物園へ連れていったり楽しい時間が描かれますが、
上野樹里の登場で、着地点はやっぱりそこなのねと思いました。
ジョゼは結構我儘でしたから・・・ね。
それでも、電動車椅子で颯爽と動き廻っているシーン。
それを見かけた二人も観るこちらも希望が湧いてくる終わり方が好きでした♪
帰ってその夕食はめずらしく出し巻き卵を作りました☆(朝作ることが多いですものね。。。)
aoiboushi.jpg

                   「青い帽子と花」   2015年パステル原画
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百年後には・・・ [シネマポケット]

入っていませんでした。。。
楽しみにしていたディキンソンの詩集が届きましたが、50篇の中にはありませんでした☆
10篇の詩を発表し、没後千数百篇ほど見つかったというエミリー・ディキンソン。
がっかりでしたが、WEB注文ではよくあることです。
最近は大型書店にわざわざ出向いても、取り寄せになることがほとんどなので同じですね~
「時をかける少女」(筒井康隆著)は何回となくTV化・映画化されましたが、
角川春樹監督作品のモノクローム映画はDVDを持っていた人と一緒に鑑賞したことがあります☆
カラーやアニメと違って、独特の映像美に惹かれたのを時々想い出します。
中村俊介扮する深町がディキンソンの「百年後には」を訳すシーンが特に好きです♪
その映画を観る10年前くらいに試行錯誤していた時に描いた「初恋」という絵がありますが、
「あんたの初恋ってこんな感じか?可愛いね~」と観覧客の男性に揶揄されたように言われたことがあります。
タイトルをつけるのは本当にむつかしいですね。。。
現在、描いている恋人たちのように顔や体の輪郭だけで感情を表現しようとしている絵とは違いますが、
これはこれで人気がありました。
hatukoi.jpg

イメージライセンス契約をした際に「百年続くからね」と言われたことを思い出しました☆
百年後でもどこかで私の絵は存在しているのでしょうか?

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バスキアとデヴィッド・ボウイ [シネマポケット]

新しいアルバムリリースを見届けたかのようなデヴィッド・ボウイの死は衝撃的でした。
ブラック・スターを聴きながら、なぜか映画「バスキア」(バスキア本人が出演でない方の映画)の中で
アンディー・ウォーホ-ルに扮したのを思い出していました。。。
何故なんだろう?
他にもっともっと美しい姿で演じた他の映画や音楽シーンがあるのに・・・
事前にキャストを知らなかったのでパーティーのシーンでボウイのウォーホ-ルが登場した時、
目が点で思わずエェ~ッと叫んでいました。
キャンベル・スープの缶
マリリン・モンロー
マイケル・ジャクソン
ウォーホ-ルの作品は好きでしたが、ひょっとしてデヴィッド・ボウイ?!
凄いな~なりきってる!
でも、本物よりも美し目だけど・・・
友人と鑑賞後に何を語り合ったかはもう忘れましたが、バスキアのボウイだけは今でも鮮明に憶えています♪
友人から誘われて行ったのですが、客は友人と私の2人だけの貸し切り状態☆
動員数はシネプレックスに押され気味ですが、面白くて他では観ることもできないような映画を時々上映してくれるので地元でも人気のある映画館です。
ずいぶん後になってバスキア本人出演の映画も観ましたが、断然、こちらの方が面白かったです♪
マイケル・ジャクソンの死もショックでしたけど・・・
自分の好きな作家や俳優・アーティストたちの突然の不幸って淋しいですよね。。。
友人知人の死とはまた違った切なさです。
それでも、作品やその人の足跡は残るので感謝でいっぱいです。



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『テルマエ・ロマエ2』 [シネマポケット]

濃い顔の日本人扮するローマと日本が舞台の映画を観に行きました♪
誘ってくれた人も濃い顔の日本人☆
1と同様、奇想天外、荒唐無稽だけど本当に面白く、清涼感溢れる映画でした。
それにしても鍛え抜かれた肉体を惜しげもなく見せてくれた阿部寛よりも、
今回、2役に挑んだ北村一輝にローマの衣装が似合いすぎて美しいとさえ思うほどでした。
日本のテレビドラマの中だと浮いちゃうときもありますが・・・
あいかわらずの上戸彩とその家族や取り巻きもほのぼのとしてよかったです。
時代背景なのか、懐かしい指圧の先生も出てきたりして凝ってました。
漫画が原作なのでマンガチックといえばそれまでですが、エンターティメントとしては大いに楽しめます♪
お風呂も温泉も大好きですが、さらに好きになる映画です。
きっと、また3もあったりして・・・

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『鑑定士と顔のない依頼人』 [シネマポケット]

どうして近くで上映してくれないの?
面白い映画って短期上映で少なくて・・・いつもそれが残念です☆
朝8時に待ち合わせて高速を飛ばして着くと、劇場名が紛らわしいせいかで間違えた人たちが動かないエレベーターの前で15,6名。
徒歩5.6分で民族の大移動よろしくやっと着くとチケット売り場は長蛇の列でした。多分、ほかの上映作品に並んでいたのがほとんどでしょうけれど・・・なんてたって、いつも私たちは少数派。
間に合わなかったらどうしよう?という危惧も、着席と同時にタイトルがスクリーンに映し出され、ギリギリセーフで本当にラッキーでした!
ジュゼッペ・トルナトーレ監督の作品は久しぶり♪
理髪店で主人公の鑑定士が髪を染めるシーンから始まります。
ヘナだよね?と私たち(もちろん小さな声で・・・)
黒手袋のままひとりで食事をするシーンや、秘密の部屋の壁一面に展示された女性ばかりの名画の数々。
何度も約束を破る姿の見えない女性の依頼人。
実際は、意外にあっさりと鑑定士は姿を見ることになります。
それが、広場恐怖症のとても美しい若い女性だったら・・・
代償はKISSのなんでも修理することができる青年。青年の魅力的な的な恋人。
依頼人の古い屋敷の管理人や向かいのカフェの窓辺にいつも座り、意味深な数字を呟く小人の女性。
屋敷にいくたびに床にひとつずつ落ちている部品。
そして、ドナルド・サザーランドがいかにも怪しいオークションの落札者(もと画家?)
人は嘘をついたり、そして、それが真実でもその人のプライドを傷つけることがあります。
伏線が随所に散りばめられた最後まで退屈しない素敵な心憎い映画でした♪
そして、運転、お疲れ様でした☆



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『大統領の料理人』 [シネマポケット]

劇場で予告を観てから楽しみにしていた映画です♪
忙しい中、時間のやりくりをしてやっと最終上映に間に合いました。。。
エリゼ宮初の女性料理人それもミッテラン大統領のプライベートシェフであるダニエル・デルプシュがモデル。
ヒロインはカトリーヌ・フロ扮するオルタンス・ラボリ。
オルタンスと交代する新任シェフが南極へ向かう船上でTV局クルーのインタビューに応えるシーンから始まります。
荒れ狂う波に揺れる航海はこれから始める物語を彷彿とさせます。
大統領が望んだのは凝った料理などではなくて素材を生かした幼いころの家庭料理でした。
南極調査員の給食をつくる現在地とエリゼ宮でのプライベートキッチンの厨房の調理シーンの対比も見事で面白いです☆
調査員たちの雑談の中で美味しい肉に霜降りと神戸牛が出てきたときは思わず笑みがこぼれました。
アラン・ドロン&ダリダの「甘いささやき」にのせて大統領とオルタンスの風刺を込めた劇を演じる調査員たち。
自分のための送別会に興じながらもオルタンスが次の夢に想いを馳せている夢。
ニュージーランドでのトリュフ生産のためにここへ来たのは高給だったからと答えるオルタンスにいつしか自分を重ねていました。スケールは違うけど、私も1年という期間を自分で決めて今の仕事に臨んでいます。
人はいつでも変われる。やり直せる。だからこそ、人生は素晴らしいと希望が持てる元気になれる映画です♪




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『スティーブ・ジョブズ』 ~ Steve Jobs' [シネマポケット]

スティーブ・ジョブズがいなかったら世界は今どうなっているのだろう?
映画の感想よりも、彼の存在そのものがあまりにも偉大すぎて・・・
映画の観覧後、2週間近く経ってからやっとUPする気になりました☆
伝記映画として、ジョブズを知らない方にも是非ごらんになっていただきたいと思います。
スティーブ・ジョブズを演じるアシュトン・カッチャーをはじめとする周囲の人物も、ここまでよく似せたな~というくらいに似ていて、とにかく成りきりぶりが見事です♪
好きだなというシーンが2つありました☆
アップルを不本意ながら退社した失意のどん底にいる息子ジョブズを、アップル社の原点である自宅ガレージで父親が肩を黙って抱き寄せて慰めるシーン。男同志・・・私も父親ならこうでありたいと思うほど感動しました。
あとひとつは、アップル社に戻ったジョブズと彼に憧れる若き男性デザイナーとのシーン。
何があっても、ブレないジョブズだからこそ成し遂げた数々の偉業。
本当にもっともっと生きててほしかった。。。
掌の中に入る小さな音楽の玉手箱(シャッフルのことを勝手にこうよんでいます)を
眺めながら今日も想わずにはいられないのです。。。




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『タイピスト!』 [シネマポケット]

キャリアウーマンの先駆者的存在の秘書。
秘書には無能ですが、タイプの早打ちを認められて、世界のTOPタイピストになるまでの田舎から出てきた一人の女性のサクセスストーリーです☆
社長が秘書にタイピングを指導するシーン。
タイプライター早打ち大会で世界を目指していくたびにローズのファッションも洗練されていく様子は、『マイフェアレディー』を彷彿とさせます。
『アーティスト』のヒロインの女優を演じたベレニス・ベジョは今回は脇役ですが、
とても重要な役どころで本当に素敵な女性で出ています。
ヒロイン:ローズのデボラ・フランソワが可愛くてキュートです。
一本指でのタイピングから十本指のブラインドタッチへと変わる過程で編み出したキーと同じ色に塗り分けたマニキュアもオシャレな現代女性にも楽しいシーンです☆
この映画の中には女性の男性へのメッセージが随所に散りばめられています。
二人の男性のどちらを選んだか?という選択も二人の女性それぞれに違います。
ローズ以外のステレオタイプ的な秘書の喫煙シーンとメガネファッションは思わず笑いを誘います。
夢見る女性にも元気がほしい人にも楽しくてハッピーになれる夢のある素敵な映画だと思います♪

女心がわからない男性には特にお薦めの映画かもしれませんね。。。



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『トランス』 [シネマポケット]

劇場で予告を観てからこの日が来るのを心待ちにしていました♪
いつも心がけていることですが、まだご覧になっていない方のために詳細は明かさずに・・・
感想はあくまで私個人の主観なので面白かった映画だけをいつもブログにUPするようにしています☆
深くて哀しくて怖くて、
そして・・・素敵な心憎い結末が待っている映画だと思いました。
ゴヤの名画「魔女たちの飛翔」の存在さえも忘れるほどの切ない真実が明らかにされていく過程。
夢の中に入っていく壮大なスケールで描かれた『インセプション』とはまた違った面白さです。
忘れてしまいたい記憶。
それゆえ忘れ去っってしまった記憶。
人工的に植えつけられた記憶。
他人の記憶とすり替えるといった話はよくありますが、
ゴヤの名画と医師そして主人公の秘密。
もっといろいろ書きたいのですが、推理小説と同じに結末を知ったら半減しまうのでここまでにいたしますね☆






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